三好市の災害

6月もほぼ終わり、梅雨もあけ始めるころ。 なんだか7月頭にかけて天気が悪そうですが、これが終わると四国も梅雨明けするのかな? 最近テレビを見てて、四国の天気予報が全国版で出ないことに少し寂しさを覚えますが・・・人口少ないし仕方ないのかな?
 三好市は、徳島県でも一番広く、山や川もあり、当然がけもあるので、災害に100%対応した場所に家を構えるというのは非常に難しい土地です。 また、地震、中央構造線のことを考えると、100%対応は出来ないといった方が早いと思います。 強いて言えば、旧市街、シマの坂より上か安全かなぁと思いますが、此処も中央構造線のことを考えると・・・。 まぁ、水害という面に対しては強いところが多いのが救いかな?当然津波は来ないし(三好に津波被害が出れば、四国では無事なところは市単位では無いと思います(汗))。
 とにかく、家は丈夫に作る。 コンクリートにしなくても、屋根を軽くしたり、基礎・柱をしっかり作るなどをすれば、仮に災害にあっても生き残ることができる家が作れると思います。
 三好で特に怖いのは、土砂崩れ。 宝住宅で扱っている物件でも、がけ近辺の物件もあります。 そういった場合は、来られたお客様は判るかと思いますが、そのリスクを耳にたこができるぐらい聞いてもらいます。 それで、納得して買ってもらえればいいし、そうでなければ他のところを案内、若しくは他の不動産屋さんの物件を当たってもらう。 それでいいと思います。 家は高い買い物なので・・・。
 家の構造的な話では、長期優良住宅の認定がとれるかどうか? を基準にしてもらえればと思います。 これ、住宅性能評価機関(徳島では既存や増改築はしてませんが)という第三者機関がかかわってくるので妙なことをしている住宅はとれません。 コスト(10万ぐらいです)やあやふやな理由でとらないほうが・・・というとこはやめた方がいいです。
 代わりに、住宅瑕疵担保責任保険や住宅性能評価(これは長期優良に含まれるようになるみたいですが)を勧めてくる場合があるかもですが、これは僕の中では当然なので(^^;。
 それでも、やはり最後は建てる大工さんの腕。 いい腕の大工さんを抱えている施工業者にしましょうね。 最近ではネットで評価とかが見られますので参考にするものいいかと思います。
 災害のことをどこまで考えるか。。。100%安全はない地域ですので、災害に強い家を作るしかないのかな?と思います。 電気なんかのインフラも途切れる可能性もありますので、井戸掘ってみたり、太陽光や蓄電池などをそなえるのもいいかもしれませんね。

 あり得ない(と思いたい)リスクをどこまで想定するか・・・普通の生活ではほぼほぼ考えないと思います。 例えば、車を運転していて、今、地震にあったらなんて考えませんもんね。 それよりもそこの路地からの飛び出しを考えると思います。 日常はそれでいいと思います。 でも家は長期的なスパンで考えるもの。この先30年ぐらいは何があるかを考えておくのもいいかと思います。
 相場は、いつも真逆を考える。 どう見ても上がると考えても下がった時のことも考えておく。 大体は逆の方に行くのですが(笑)。 日足や週足ではどこまでかは判りませんが、USD/JPYは上行きそうですね。 でも、下はとりあえず131.5がMAXかなぁ・・・。

2023年06月27日